アルゼンチンでプロ家庭教師をしている、日本での講師歴20年の塾講師によるブログ

アルゼンチンのブエノスアイレスに住んでいる、日本での塾講師歴20年(校長歴13年)のプロ家庭教師が入試情報や勉強法についてお伝えします。

【勉強法】音読は脳を活性化させる!音読の持つ驚きの効果とは

 


ads by Google

最も手軽な勉強法として、音読があります。

特に小学生のうちはぜひお子さんにやらせておきたい勉強の一つです。

音読には「読む練習」というコト意外にも非常に大きな効果があります。

音読の持つ驚きの効果について見ていきましょう。

音読によって脳が活性化される

東北大学・加齢医学研究所の川島隆太所長の研究によると、音読によって脳が活性化されることがわかっています。

川島氏は、fMRIという医療機器を使い、ある行動を取っているときの脳の血流量を調べるという研究を行いました。

脳の中で血流量がアップしている箇所が活性化している箇所です。

このように、最も脳が活性化しているのは音読をしているときだというのがわかります。

なお、簡単な計算を行っているときも脳が活性化していますが、音読とは違った部分が活性化しています。

 

音読には抗うつ効果もある 

前述の川島教授はアルツハイマー認知症の患者に音読と計算のトレーニングを取り入れる実験を行いました。

すると何もしていないグループよりも音読・計算を行ったグループの方が認知機能の低下を防ぐことが出来たということがわかっています。

音読・計算によって脳の前頭前野が活性化し、機能が回復したのです。

前頭前野うつ病にも大きな関わりと持っており、前頭前野を活性化させることで抗うつ効果も見られるということです。

 

小中学生のうちは音読をするとよい

小学生のうちはぜひお子さんに音読をさせましょう。

  1. 教科書のような上質な日本語を、
  2. よどみ無く一定のペースで
  3. はっきりとした口調で
  4. 句点(。)・読点(、)もしっかりと意識しつつ

読むというのは、非常に重要な学習です。

 

上質な日本語を

近年、言葉の崩れが騒がれています。

確かに若者の言葉遣いはネットの整備や漫画、ラノベ等の普及によって崩れ、正しく美しい日本語が崩れつつあります。

言葉は変化していくものですので、「変化」自体はどの時代においても起こっています。

ですが「言葉を知らない子供」というのが10年前に比べて圧倒的に増えているというのが教育現場での実感です。

 

語彙力が形成されていく小中学生の教科書に使用される文章は上質な日本語を使って書かれている物が多いため、繰り返し音読をすることで生徒さんの語彙力が上がります。

また、分からない単語を辞書を使って調べるというクセを付けるにも音読は効果的です。

 

一定のペースで

文章を一定のペースで読むことが出来ない生徒は少なくありません。

喋るペースが早くなったり遅くなったりすると、聞き手側は非常にわかりにくく感じます。

そのため、音読のときに一定のペースで読むことが出来るようにするのは良いトレーニングになります。

また、一定のペースで読むことで「目でなぞる」ような読み方から、「読みながら内容をしっかり考える」ということが出来るようになります。

 

はっきりとした口調で

はっきりした口調で読むことで、「相手に言葉を伝える」という意識をもたせることが出来ます。

どう読んだら相手に伝わりやすいのかを考えて言葉を発するというトレーニングは、日常生活ではなかなか出来ません。

 

【体験談】よくしゃべる子は賢いことが多い

長年塾講師として勤めているなかで、「よくしゃべる子」には賢い子が多いことに気が付きます。

特に中学受験科の生徒の中で、この特徴は顕著でした。

よくしゃべる子は「しゃべりながら頭のなかで知識を整理している」ということが多いです。

もちろん、そう言う子にもっとうまくしゃべらせるスキルが存在するので、聞き手側もうまく相槌を打ってあげることが大切です。

 

また、よくしゃべる子の中には「何を言っているのかわからない」ようなしゃべり方をする子もいます。

そう言う子は頭のなかで考えていることが溢れ出してしまい、うまく整理してしゃべれないことが多いのです。

その場合、5W1Hに則ってこちらから問いかけをしてあげることでしゃべる内容を整理出来るように誘導してあげると良いでしょう。

 

音読は語学の習得にも良い

音読は語学の習得にも非常に良い効果があります。

中学生になって文法も含めた形で英語の学習が始まります(小学生でも英語の授業はありますが、より体系的な学習は中学生からです)。

中学生は英語の発音をどうしても「カタカナっぽく」読んでしまうことが多いです。

これは恥ずかしさや照れから来るものですが、これからの時代、カタカナ発音は不利になってくると思われます(別記事でいずれ執筆します)

 

CDの音声を完全に真似して声を出してみることで、発音の特徴や表記と発音の相関関係に気がつくことがあります。

自分で気がついた単語や文章の法則性は、頭から抜けにくいものです。

 

また音読をすることで、

  • 目で見る
  • 口から声を出す
  • 出した声を耳で聞く

という3つの動作を同時に行うことが出来るため、学習効率も良くなります。

 

語学学習においては、音読や発音は必須のトレーニングです。

 

まとめ

本日は勉強法として「音読」を取り上げました。

手軽にできて非常に効果の高い勉強法ですので、特に小学校低学年のうちから習慣づけておきたいですね。

私は小学校入学時から卒業するまで、毎日教科書の本文を音読させられました。

食事の支度をする母の横で、毎日毎日教科書を読む訓練をしていたのです。

 

その際に「一定のペースで」「大きな声で」読まないと何度でもやり直しを命じられました。

母はいわゆる「教育ママ」ではありませんでしたが、音読だけは毎日欠かさずやるように言われていました。

その時の経験がいろいろなところに生きているなぁと実感することも多いです。

 

ぜひみなさんもやってみてください。

音読は子供だけでなく、大人の脳トレとしても非常に効果的ですよ。

お試しあれ。

 

お問い合わせフォームはこちら

お問い合わせ・お申込みはこちらのバナーをクリックしてください。
お問い合わせページに移動します。

また、メールでのお問合わせの場合、こちらからの返信が「迷惑メールフォルダ」に入ってしまうことがあるようです。

返信が遅い場合には迷惑メールフォルダをご確認ください。

また、WhatsAppが使える方は電話番号をお書き頂けますと助かります。

 

ブログランキング参加中!クリックにご協力を

ブログランキングに参加しております。

クリックしていただいた数によって毎日ランキングが変わります。

ぜひ1日1クリックにご協力ください!よろしくお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村